
販売のプロを目指す接客講座
| 3.お客様に安心を売るフィッティング技術 ・お客様に両足に靴をはいて立ち上がっていただき、両足を平行にして平均に体重を掛けていただきます。 ・販売員はひざまずき、左片膝をついて左手でお客様の履かれた靴を上から押さえて、右手で靴ベラを踵に当てて、足を靴の中に滑り込ませます。 ・はいた靴を外から触って足の指の収まり具合を見ます。親指と小指がきつくないか、 つま先に5ミリ~10ミリの余裕(捨て寸)はあるか、足指が靴の中で動かせるかをチェックします。 ・足のボールジョイント(親指と小指の付け根)と靴のボール部と足囲は合っているか、きつすぎれば指の付け根が靴の外から見えます。 ・足の内側の土踏まずはぴったりあっているか手で押さえて見て、隙間があると疲れます。 ・トップライン(履き口)は足肌とぴったり合っているか、隙間や食い込みはないか 肌が食い込んでいると皮膚にうっ血や靴ずれを起こします。特にくるぶしに当たっていないがチェックしましょう。 ・ヒールカーブ(踵の曲線)の収まりを見ます。踵のトップラインに隙間があったり、踵のヒールカーブと靴のヒールカーブと合わないと踵は安定しません。 ![]() 全部のチェックが終わったらマットの上で歩いていただきます。試し履きはマット上でないと、靴底に擦り傷や小さいごみが食い込んで靴底を傷つけます。また試し履きはあくまでそっと・そっとですよ。お客様には足を大きく屈曲させないようにお願いしましょう、靴の甲に大シワが寄って売り物にならなくなります。 足と靴が正しく合っていない場合はアジャストメント(調整)します。アジャストメントには、左右の足の大きさの違い、フイット感がしっくりこない、足の特定部位が当たるなどです。左右の足の大きさの違いは、小さい方の靴のインソールの下にボールパットを挿入します。甲が緩い場合はウェストパッドを敷きます。土踏まずにすきがあればアーチクッションを装着します。くるぶしが低くトップラインに当たる場合はヒールシートパッドを入れましょう。パッキングパーツは靴の付属屋さんが扱っていますし、装着方法も教えてくれますのでご相談下さい。 パッキングはその時は合っていても後で足が痛くなり、足を痛めるケースもありますので、必ずお客様へ電話をして具合をお聞きしましょう。これを怠ると信用を失います。「履いている内に伸びます」「その内になれますょ」は厳禁です。 |




